『北⽃の拳』連載開始35周年を記念したイベント、「千葉繁の眠れない北⽃プラネタリウム」&アニメ『蒼天の拳 REGENESIS』第2期先⾏上映会が、9⽉20⽇(⽊)にコニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City にて開催されました。
チケットは発売早々に完売!ご来場いただけなかった皆さまにも雰囲気をお伝えしたく、レポートをお届けします。
まずは、10月8日(月)24時30分よりTOKYO MXほかにて放送が開始される、アニメ『蒼天の拳 REGENESIS』第2期の先⾏上映。
今春放送された第1期に続く物語を、いち早くファンの皆さんにお楽しみいただきました。「拳志郎、蒼天に死す。」という衝撃的なフレーズ、そして、新たな物語の始まりを、固唾をのんで見守る静かな客席。ここでは内容には触れられませんが、見逃せない内容となっています! また、オープニングやエンディングも、第1期とは少し違った雰囲気に。放映までお楽しみに!
続いて、「千葉繁の眠れない北⽃プラネタリウム」。
アニメ『北⽃の拳』のナレーションでおなじみの声優・千葉繁さんがハイテンションで北⽃にまつわる星々を解説するというもの。プラネタリウムらしからぬ熱いナレーションで始まり、会場は笑い声に包まれていました!
また、北斗七星や南斗六星といった実際の空に輝く星々と、『北⽃の拳』の物語との関係性を初めて知ったという方も多かったのではないでしょうか。
そして最後に、プラネタリウムのナレーションを務められた千葉繫さん本人が登場。
ファンの熱い視線が贈られる中、アフタートークが行われました。
その内容もここで一部ご紹介します!
――今回の企画を最初に聞いた時、どう思われましたか?
千葉さん:何考えてんだろうと思いました(笑)。だって、プラネタリウムって、リラックスして観るものでしょ。気持ちよくなって寝ちゃったりして。それが醍醐味なのにって。でも、さすがに今日のプラネタリウムでは寝ちゃった人はいないんじゃないでしょうか。
――今回のイベントは『北斗の拳』35周年の企画なのですが、アニメが放映されていた当時のお話を教えてください。
千葉さん:実は最初、このアニメの話をいただいたときに、激しい殺し合いをするアニメだったので断ったんです。でも、何度もオファーをいただいたのでお引き受けしたら、ザコにハマって。ケンシロウやラオウに簡単に殺されちゃうザコにも、きっと家庭があったり、夢があったりするんだろうなって考えていたら、ザコに対する愛が芽生えていきましたね。
――あのナレーションはどうやって生まれたんですか?
千葉さん:最初は各声優さんが持ち回りでやっていたんですけど、いつの間にか僕の役割になっていて、続けているうちにあのハイテンションのナレーションになったんです。でも、目から蒸気が出るくらいテンション高くやっていたら、自分の声で脳が揺れて脳震盪になってしまって、収録が終わってから4時間くらい頭痛がしていました。だから、さすがにマズいと思ってハイテンションをやめたら、「やめるな!」って投書がいっぱい来てしまって…。だからもう、ヤケクソでやっていましたね(笑)。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
千葉さん:今年で35周年ということですが、ファンの皆さんも、僕たちのような制作側のスタッフと同じように、一人ひとりの力が作品を支えていると思ってもらって、これからも応援してほしいです。ファンの皆さんが応援してくれる限り、『北斗の拳』はこれからも語り継がれていきます。
千葉さんの楽しいトークで、会場は終始大盛り上がり。あっという間に、終演のお時間となってしまいました。
また、サプライズとして、千葉さんのサイン入り色紙や『蒼天の拳 REGENESIS』で声優を務めている山寺宏一さんと上坂すみれさん他、キャストの皆さんのサイン入りポスターが、抽選で選ばれたお客様にプレゼントされました。
35周年企画として初めての試みだった北斗プラネタリウム。今後もどこかで開催ができるよう、星に願うスタッフ一同でした。