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おまえはもう飛んでいる! 武論尊×「北斗のJGR」コラボレーション記念企画 インドアゴルフ試打会に潜入!

2019年10月某日。
東京丸の内の「ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO」にて、『北斗の拳』原作者 武論尊先生をお迎えし、ブリヂストンスポーツ株式会社のゴルフボール「TOUR B JGR」と『北斗の拳』のコラボレーションによって生まれた「北斗のJGR」ゴルフボールの試打会が催されました。

イベント当日、インドアゴルフレンジでプレイをされた武論尊先生から、この度のコラボ企画についてや、先生のゴルフ観について直接うかがった貴重なお話の数々を皆さまにご紹介させていただきます!

 


【取材レポート篇】
武論尊のゴルフ観と「北斗のJGR」コラボレーションについて

――先生は、ゴルフをはじめてどれくらいですか?

先生 かれこれ40年近くになるのかな、自分のゴルフ歴でいうと。ちょうど、『北斗の拳』の連載を持っていた1980年代は、仲間内でコンペを盛んにやっていた時期でした。ゴルフのスコア的にもきっとその頃がピークですね。
コースに出て外の空気を吸うのは良いリフレッシュになったし、体を動かすのも、ゴルフのあとで仲間と街に繰り出すのも、とても大切な時間であるという実感を強く持っていたので、忙しくてもゴルフの予定をあえて入れるみたいなことも1度や2度じゃなかったね。

――ゴルフというスポーツの印象は?

先生 ゴルフってのは、実にままならないスポーツでね。
上達に努力はもちろん必要なんだけれど、その努力が報われない場面に直面したり、積み重ねてきたものが突然通用しなくなったりする。
きっとそういった不如意の裏側にゴルフの奥深さや面白みが横たわっているのだろうけどね。

それに加えて、ゴルフには自身の性分がプレイにそのまま投影されるような不思議な側面もあって、真面目に向き合うとなれば非常にエネルギーや覚悟を求められるでしょう。
だからわたしから言わせるとゴルフに真剣になっている方々は皆、超人ですよ。
わたしは、そこまで煮詰まってしまうのはしんどいから、ゴルフとは常に一定の距離感を保って付き合ってきたように思えますね。思い通りの結果が得られなくても「なにも動じることはない。俺は本気でやっているわけではないし」ってね(笑)。
これがわたしとゴルフの今日までのあり方です。

――実際に「北斗のJGR」でプレイされた感触はいかがでしたか?

先生 今日初めて打ってみたけど、感触は自分好みのものだったね。普段からパーンと少し硬さを感じるものを使っているのでとてもフィーリングは良かったです。

パッケージのデザインも細かいところまで凝っていていいね。この出来なら、自分で「使う用」と「飾る用」、人に「贈る用」で3セットくらい買ってもらえるんじゃない?(笑)

――今回ボールに採用された8キャラクターのうち、どのキャラクターに思い入れが?

先生 誰か一人って言われたら、ジャギだね。

――即答ですね(笑)。ジャギのどんなところに思い入れが?

先生 ジャギの持っているあのずるさは自分に通じるところがあって、ずっと愛着のあるキャラクターなんです。

――先生もずるいんですか?

先生 ずるいですよ(笑)。わたしをよく知る仲間でコースを周ると、あいつは何をするか分からないからって、わたしが打ったボールをわたしよりも早く探そうとするんで最近は困っています。

原作者に聞く、『北斗の拳』を鮮やかに彩った名キャラクターたちのゴルフスタイル

――『北斗の拳』に登場するキャラクターで一番ゴルフが上手そうなキャラクターを教えてください!

先生 一番ゴルフが上手いのは、やっぱりトキだろうね。
レイやジュウザも技巧派なので下手なはずがないと思います。
サウザーはファッションに集中するタイプかな。ラウンドのたびに新しいクラブを持ってきそう(笑)。
ラオウはティーショットで400ヤードくらい飛ばしてくれそうだけど、50ヤード前後を残したアプローチには毎回苦戦するでしょうね。
主人公のケンシロウは……。うん。上手いことは上手いでしょうね。ただ、お堅く、つまらない、糞真面目なゴルフをしそうなイメージを持っています。ケンシロウに聞かれたら怒られてしまいそうだけどね(笑)。

 

「北斗のJGR」の商品概要はこちら

 


【ラウンドレポート篇】
武論尊が「北斗のJGR」と挑む、富士山麓の雄大な名コース!

▲今回、武論尊先生がシミュレーターで挑戦したのは、富士山麓に広がる名コースから3ホール。北斗の名キャラクターとともに挑むラウンドの結果はいかに!?
 

▲ラウンド前のウォーミングアップは野球のスイングのようにクラブを構え、ブンと水平に振る豪快なスタイル。先生曰く「こうすると体が目を覚ますんだ」とのこと。
 

▲いよいよラウンドスタート! 1番ホールはPAR5。ロングホールに立ち向かう先生が迷わず選んだのはジャギ! 見よ! この雄々しく若々しい力感あふれるフルスイングを!
 

▲最新鋭のゴルフレンジに興味津々のご様子。コースでのラウンドを擬似体験するだけでなく、ヘッド弾道やフェイスアングル、初速、打出し角、バックスピン量などのスイング解析を瞬時にモニターで確認できるなど、ハイテクノロジーな機器がいっぱい。
 

▲1番ホールのフェアウェイからのセカンドショットはサウザー、バーディーオンを狙ったアプローチはレイをお使いに。
 

▲見事、スリーオンに成功し、バーディートライ。グリーン攻略に少々苦戦し、結果はダブルボギー。
 

▲2番ホールは、グリーン手前の池が気になるご様子。
「どうせ池に入れちゃうから、ここはザコで行こう!」
 

▲……。
 

▲いよいよ迎えた最終ホールはPAR4のミドルコース。ティーショットに選んだのは「わがショットに一片の悔いなし!!」と高らかに宣言するラオウボールでした。
 

▲絶好のポジションからグリーンを狙います。ボールは満を持してのケンシロウ!!
 

▲高く舞い上がったケンシロウボールが捉えた先はピンそば!
出ましたバーディー! 最終ホールで、しかもラオウとケンシロウのコンビでバーディーだなんて出来すぎ!!
「爺さんとしては、こんなもんだろ」とホールアウトされた先生。
本日はお疲れさまでした!

撮影協力:ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO